はじけよ! ポップコーン

ポップコーンというものは、袋に入った完成品を買ってくるのが普通だが、豆を買って作る自作派もいる。自分もその一人だ。

作業は手間だが、

①作りたては、湿気たり酸化したりが無いので、美味しいし健康的である

②安い豆を買えば、コスパが良い

③豆は長期間保存できる

など、メリットも多いのだ。

 

ポップコーンを作る時に気をつけたいのは、“はじけ損ない”の問題である。

上手にはじけなかった豆は、ただの“揚げトウモロコシ”となるばかりで、これが多いとしみじみと悲しい。

このため、フライパンの熱を、均等に、確実に、全ての豆に伝えることを心掛けたい。

 

①熱は油を介してフライパンから豆に伝わる。このため、豆に多めの油を注ぎ、ゴム

 へらなどで一粒一粒がまんべんなく油まみれとなるよう良くまぜる。

 乾いたままの豆は、上手にはじけない可能性が高まる。

②油にまみれた豆を、フライパンの中央に、上下に重ならないよう均一に敷き詰める。

  

③豆がはじけ始めたら、時々、フライパンをゆすり、まだはじけていない豆を、フライ 

 パンの地肌に接触させる。

 

以上の手順を踏むことで、損失を最小限に抑えることができるようになりました。

因みに、必要以上に長い時間、加熱を続けるとポップコーンが炭となる最悪の事態となります。はじける音が止んだら、潔く火からおろしましょう。